ちょっと前に、映画「インサイド・ヘッド」を見ました。
脳内での「記憶」や「感情」を3Dアニメーションで表したディズニー/ピクサー作品です。
「怒り」「喜び」「悲しみ」「不安」「嫌悪」がそれぞれコミカルなキャラクターで描かれていて、脳内で会議をしています。
物語の前半ぐらいまで「悲しみ」の存在が、「なんであんたいるの?」「喜びに任せておけば、ハッピーなのに」ぐらいの扱われ方なのですが、「喜び」と「悲しみ」は表裏一体であり、心の浄化をつかさどる、大切な感情である事が次第にわかってきます。
で、ちょっと話は「引き寄せ」になるのですが
なにかとキーになる「エゴ」の存在。
スッゴイ邪魔してきますよね~(笑)
一生懸命「○○になった!」と考えても「え~?!どこが~?」などと、ツッコミを入れてきたり
ものすごい不安を投下してきたり
何かと騒がしい存在です。
イウォーク師匠のレスを見るまでは、私も何とか「エゴ」をコントロールしようとしていました。
でも、イウォーク師匠は
「エゴちゃんは、小さな子供のような存在。あなたのことが大好きで、あなたが傷つくかないように色々心配して騒いでいるだけ。だからヨシヨシして、話を聞いてあげる。」
「エゴでは可愛くないので、何か可愛らしい名前にしてみましょう。『もふもふ』とか。そして見た目もモフモフした感じにイメージしてみましょう。」
「モフモフちゃんのお話は聞いてあげる、でも舵を取らせないようにしましょう。」
と、お話しされていました。
「インサイド・ヘッド」を見た時、イウォーク師匠のお話しを思いだし、なるほど~って思ったんですね。
「そうか、こんなふうにキャラ化すれば、客観的に思えそうだなぁ。」と
私もイウォーク師匠にならい、とりあえず「エゴ」をモフモフした感じで・・・・住宅情報の「スーモ」のキャラみたいな感じでイメージしてみました。
すると、なんかエゴが騒いでも『モフモフたん大丈夫だよ~』と、思えるようになったんですよね。
むしろ「可愛いやつ」ぐらいに昇格していました。
おお、なんと単純な私の脳・・・・
私、ものスッゴイ心配性なのですが、このイメージ化をしてからかなり楽になりました。
相変わらず、不安が沸き上がったりしてきますが
「モフモフたん大丈夫だよ~。すべてうまくいっちゃうからね~。」
と、モフモフたんに話しかけることで、必要以上の不安に陥らなくなってきています。
もちろんできる限り「不安」に陥らないように、確認作業や改善案は考え、実行しています。
モフモフたんも「取り返しのつかない失敗で、私がダメージ食らうのを阻止し用としている」わけなので、その辺はちゃんと対応しています。
それでも、何回も確認しているのに、湧き上がってくる不安に対して
「モフモフたん大丈夫だよ~ヨシヨシ」
「何でもうまくいく~わたし~♪ 全てがうまくいく~わたし~♪」と、話しかけています。
モフモフたんのお話しを無視するのは、後で倍返しされるので、ちゃんと聞いてあげる。
でもそのうえで、一緒になって不安にならないように気を付ければ完璧です。
舵は私が常にコントロールする
モフモフたんに舵をとらせないように、うまくあやしてあげると良いです。
この「感情の擬人化」は、心理学的にも有効なようです。
客観視できるので、感情をコントロールしやすいんでそうです。
そんなわけで「エゴ」に悩まされている方は、一度試しに「エゴ」を何か素敵なキャラクターに置き換えて見るといいですよ。オススメです。